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明日香医院のスタッフ構成と施設規模を教えてください。
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当院は常勤産科医1名、非常勤産科医1名、常勤助産師6名で運営しています。入院室は、和室1室と洋室1室で、合計3床です。当院では少ない数のお産をていねいにお世話しています。 |
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診察時間を教えてください。
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診察時間
をご参照ください。診察はすべて予約制となっております。あらかじめお電話でご予約の上、ご来院ください。 |
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妊婦健診および出産費用はいくらですか。
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ご妊娠にかかる費用は原則として自費です。具体的な金額については、
費用一覧 をご参照ください。なお、初診の場合、9,000円です。 |
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現在は地方に住んでいますが、東京の実家での里帰りでのお産を計画しています。
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当院では、徹底的に自然なお産をめざしているため、どなたにも妊娠初期からのおつき合いをお願いしております。したがって、里帰りされる場合も、妊娠初期からのご通院をお願いします。ただし、通院間隔は、可能な範囲になるようご相談させていただいております。 |
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現在東京に住んでいますが、実家に里帰りしての出産を考えています。妊婦健診だけを明日香医院で受けることは可能ですか。
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大変申し訳ありませんが、当院の妊婦健診はお産までお世話するかたのみを対象としております。おひとりの健診時間をゆっくりとっているために、それ以外の健診をする時間的余裕がないためです。なにとぞお許しください。
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現在通院中の施設から転院を考えています。明日香医院での出産は可能ですか。
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分娩予定日に空きがあれば、お受けします。お電話でお問い合わせください。 |
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現在産院選びの最中です。明日香医院の見学を希望します。
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申し訳ありませんが、妊婦さんおよびこれから妊娠を予定しておられるかたの施設見学はお受けできません。
当院は小規模で運営しているため、自由に施設をご覧いただいたり、お産に関するご質問にお答えする時間を持つことが難しいためです。
妊婦さんは初診の形でご受診ください。診察のあと、医師および助産師が、可能な限りご質問や疑問にお答えします。
また、個々の身体状況や医療的なご相談は「医療相談」の形で有料にて承ります。これもあらかじめご予約の上、ご来院ください。 |
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明日香医院まで車で2時間かかります。出産は可能でしょうか。
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基本的には可能です。遠方から通ってくださるかたは、過去に複数の例があります。ただし、ご通院が大変ではないかと想像します。お近くでどこかご希望に添う施設はないでしょうか。
お産に間に合うかどうかというご質問をしばしば受けますが、初産の場合、このご心配はまず不要です。経産の場合、間に合うよう、直前の様子で工夫することになります。
むしろ、大変なのはお産後です。おっぱいが順調になるまで、十分なお世話をさせていただきたいのですが、このときのご通院が大変なので申し訳なく思います。ご家族の協力がえられるとよいのですが。 |
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自宅出産を希望しています。明日香医院ではそれは可能でしょうか。
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当面の間、自宅での分娩介助を休止しています。 |
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持病があります。明日香医院で出産は可能ですか。
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原則として、できるだけの対応をさせていただきますが、出産をお受けできるかどうかは、病気の種類や程度にもよりますので、一概にお答えすることはできません。ご相談もかねて、一度外来をご受診ください。 |
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別の施設で出産予定ですが、ペアレンツ・クラスの参加を希望します。可能ですか。
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大変申し訳ありませんが、当院の施設規模上の理由もあり、当院でお産予定のかたのみ、クラスにご参加いただいております。あしからずご了承ください。
東京近郊では、各種出産準備クラスが頻繁に運営されています。インターネットなどを使ってお探しになってはいかがでしょうか。
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別の施設で出産予定ですが、おっぱいでの子育てを希望しています。おっぱいケアのみの受診は可能ですか。
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大変申し訳ありませんが、当院の施設規模上の理由もあり、当院でお産されたかたのみ、おっぱいケアをさせていただいております。あしからずご了承ください。
桶谷式乳房治療手技をはじめ、おっぱいケアの専門助産院があります。ご相談されてみてはいかがでしょうか。 |
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東京以外のところに住んでいます。分娩施設を紹介してください。
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申し訳ありませんが、よくわかりません。どのようなお産がしたいかを考えた上で、それぞれの地域でそれが可能な施設をお調べください。ご自分の目で確かめ、納得されることが、何より重要と考えます。
ただし、地域によっては当院と親しい産科医が運営されている施設がありますので、以下に紹介させていただきます。
いずれも、自然なお産と母乳哺育にきわめて熱心な施設で、おすすめいたします。仰臥位でないお産ができる施設もあります。
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40歳の初産です。安全に自然分娩できますか。
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「残念ながらわかりません」というのが、お答えです。「安産の努力をされれば、きっとできる、けれども、努力しなければ難しいかもしれない」とお答えすることもできます。
明日香医院では、現在、分娩時38歳以上の初産婦さんのお産は、原則としてお受けしておりません。なお、経産婦さん(お産が2回目以上のかた)のお産は年齢にかかわらずお受けしています。その理由を書きます。
当院のこれまでのデータによれば、初産婦さんの場合、37歳から38歳を境に、陣痛促進剤などの医療介入が必要になる割合が相対的に高いことがわかっています。とはいえ、43歳の初産婦さんをはじめとして、40歳代のかたが、複数無事にお産を終えられています。やむをえず、陣痛促進剤でお手伝いしたこともありますが、分娩所要時間2時間の大安産をされた39歳のかたをはじめ、自分の力だけでお産されたかたは多数あります。年齢の高いかたのがんばりに感動したことは少なくありませんでした。
当然のことながら、ご年齢の高い初産婦さんが自然なお産を望まれる場合、やはり、運動や食事内容などの安産のための努力を、若いかた以上に相当行っていただく必要があります。
ところが、お仕事その他の理由でお忙しいためか、十分な準備をしていただけないケースが、しばしばあります。そうなると、安産は「運頼み」つまり「賭け」ということになってしまいます。それは、産む人にとっても、赤ちゃんにとっても、明日香医院にとっても、また、搬送をお受けいただく施設にとっても、つまり誰にとっても、よい選択とはいえません。
そこで、一般的な産科的リスクにかんがみ、38歳以上の初産婦さんには、分娩時の緊急帝切などが可能な施設での出産をおすすめしたほうがよいという結論に到達しました。ご理解ください。 |
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妊娠に気がつかないで、薬を飲みました。赤ちゃんは大丈夫ですか。
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排卵後約17日間の間、つまり月経が遅れるか遅れないかくらいの期間は、赤ちゃんの細胞はまだ未分化で、どの臓器に発達することもできます。この期間に薬やレントゲンその他によって赤ちゃんに重度の影響がある場合、それは致命的なダメージとなり、赤ちゃんは育つことができず、流産してしまいます。逆に影響があっても軽度の場合、影響を受けた細胞以外の細胞群が、ダメージを完全に修復します。
これを「all or nothingの法則」と言います。もし、このごく初期の期間に薬をお飲みになったけれど、今あなたの赤ちゃんが順調に育っているなら、ご心配は無用です。
それ以降、妊娠5週から8週くらいの間は、器官形成期といって、赤ちゃんの重要な臓器ができる時期です。とはいえ、赤ちゃんの臓器形成に決定的なダメージを与える薬は多くありません。たとえば、抗ガン剤のように細胞毒性を持つ薬や、精神病の薬の一部などに限られています。ですから、風邪薬を飲んだぐらいで、心配なさることはありません。
ただし、赤ちゃんの先天的な形態異常の頻度は、そもそも少なくありません。口蓋口唇裂、多指合指症、心臓のどこかに穴が空いているなどをあわせると、1%以上の赤ちゃんが何らかの先天的異常を持って生まれてきます。そういうことも知っておいてください。 |
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妊娠初期は流産しやすいと聞きました。安静にしている必要はありますか。
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すべての妊娠のうち、15%から20%程度が流産に終わります。これは、ふつうのかたが想像していらっしゃるより相当高い数字でしょう。ですから、流産は本当に残念で悲しいことですが、同時にきわめて身近のできごとでもあるのです。
繰り返しますが、それぞれのご夫婦にとって、流産はとても残念で悲しいできごとです。けれども、それは、妊娠が自然なできごとである以上、必然であり、必要なできごとでもあります。つまり、厳しい言葉になりますが、自然淘汰なのです。
流産の原因のほとんどは、赤ちゃん側にあります。受精し胎内に宿ることはできたけれど、個体としては発育できないとき、赤ちゃんは途中で成長が止まります。これを稽留流産と言い、赤ちゃんが亡くなっているのに、胎内に止まっている状態です。
さらに、赤ちゃんがおなかの中で亡くなってしまうと、妊娠を維持するホルモンの分泌が減少し、赤ちゃんはお母さんの体外に排出されます。これが流産です。この過程で出血が起こります。
個体として発育できない原因はさまざまですが、まず、染色体の異常があります。流産全体の半数以上の原因を占めます。染色体の数が1本多いとか、あるいは少ないとき、あるいは3倍体などのケースでは、赤ちゃんがある週数以上に発達できないことが多いのです。逆に言えば、染色体の異常を持っていても無事に生まれてこられる赤ちゃんは、自然淘汰を越えることができた赤ちゃんです。
その他、流産の原因として、初期の発生異常などがあります。
以上でご理解いただけるように、初期の流産の原因の大半は赤ちゃん側にあります。そしてそれは、ごく初期にわかることもあれば、妊娠10週くらいになってようやくわかることもあります。いずれにしても、予防法も治療法も、ほとんどありません。
妊娠初期に無防備な薬の服用やレントゲン被曝を避けること、極端な過労や冷え、ストレスなどを避け、おだやかな気持ちで日々を暮らすことは、流産を避けるのみならず、健康な赤ちゃんを産むために、とても大切なことです。かといって、過剰な安静は無用、むしろ有害です。ふだん通りに活発に身体を動かし、きげんよく、健康に過ごすことをおすすめします。そして、心配なときは、おなかに手を当てて、赤ちゃんに思いをかけ、発生初期の淘汰を無事にくぐり抜けられるよう応援してあげてください。
「妊娠したのですが、これまで続けてきたスポーツを続けてもよいですか」というのも、よくいただく質問です。こちらも大丈夫です。ご心配なく、楽しくお続けください。 |
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流産の経験があります。今回は絶対無事に産みたいです。妊娠中にたくさん運動をして大丈夫でしょうか。
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大丈夫です。理由は、質問18の答えにも書きましたように、流産の原因のほとんどは赤ちゃんの側にあり、安静にしていなかったことではないからです。安産に必要なことにも書きましたように、よくお散歩をして、丈夫で元気な赤ちゃんをご安産ください。
まれではありますが、習慣性流産といって、流産を繰り返すことがあります。これは、免疫学的原因などがあり、治療が可能なこともあります。3回以上流産を繰り返しておられる場合、精査目的で専門医にご紹介いたします。 |
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出血しています。赤ちゃんは大丈夫ですか。
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妊娠初期の少量の出血は、正常経過であってもしばしば経験することです。出血がすなわち流産の兆候であるとはいえません。
けれども、出血は流産の他、子宮外妊娠や胞状奇胎など、さまざまな異常妊娠の兆候である可能性はあります。子宮内の妊娠であることや、胎児発育が正常かどうかを確認しておく必要があります。ですから、まず、産科的診察をお受けになることをおすすめします。出血が増加したり、痛みが伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
正常妊娠であることが確認されている場合は、わずかな出血は様子を見ていただいてかまいません。質問18の答えにも書きましたように、育つ子どもはしっかり育ってくれます。極端な安静の必要はまったくありませんが、暖かくして十分に休養を取り、お腹に手を当てて、赤ちゃんが無事育つよう応援してください。 |
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健診にパートナーは同行できますか。
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もちろんできます。ぜひご一緒にいらしてください。パートナーは、お腹の赤ちゃんのお父さんであり、赤ちゃんにとって、かけがえのない人ですから。
パートナーにとっても、妊娠や出産に対する不安を減らし、おなかの子どもを実感していただくため、健診はいい機会だと考えます。
私たちお産をお世話する医療者にとっても、いきなりお産のときに初めてお目にかかるのではなく、事前にお目にかかれる機会が持てることは、お互いを知る上でありがたいことです。
健診は平日のみになりますが、ペアレンツクラスは土曜日に開催しています。ぜひ、お越しください。 |
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健診に上の子どもを連れて行くことはできますか。
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できます。お産のときお子さまも同行されることを考えると、あらかじめ何度かいらしていただき、慣れていただくこともよいと考えます。ただし、当院スタッフはお子さまの保育ができかねますので、いくつかのお願いがあります。
まず、お待ちいただく間や、診察中、お子さまのお世話と安全の管理はお母さまか同行のかたがしてくださいますようお願いします。
さらに、診察中やケアの最中、お子さまが泣いたりして安全の確保ができないとき、診察やケアを中止、延期させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。 |
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初めての妊娠です。生まれた子どもがかわいいと思えるかどうか、心配です。
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ご心配はまったく無用です。まちがいなくかわいいです。自分で生んだ子どもは気が狂うほど、いとおしくかわいいのです。あなたがお産前に想像していたのと比べて、1000倍以上かわいいです。自然なお産は子どもを可愛がるちからをはぐくみます。どうぞご安心ください。 |
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上の子どもたちが出産に立ち会うことは可能ですか。
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もちろん可能です。当院では、たいていの場合、パートナーと上のお子さんたちと一緒にお産を迎えます。
お産の場にいるかどうか、むしろ、子どもが選びます。たとえば、お母さんが強く望んでおられても、子どもがぐっすり眠ってしまい、どんなに起こしても起きないこともあります。また、上の子どもがはしゃぎすぎて、産婦さんがお産に集中できないからと、家族が上の子どもを連れ出しているわずかの間に、赤ちゃんがいきなり生まれてしまうこともあります。
また、わずか4歳くらいの子どもがお母さんをしっかり励まし、いたわり、お母さんが感動で涙ぐまれることもあります。
子どもの反応は、子どもの年齢、性別、性格によって、本当にさまざまです。あらかじめ予想できないことも多いですし、予想して決めておく必要もありません。なるようになるし、なるようになるのが、一番いいのだと思います。 |
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入院生活について教えてください。
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当院でのご入院は、お産の当日を入れて4日間が基本です。赤ちゃんの黄疸や体重、お母さんのおっぱいなどの様子によっては、ご入院期間が延びることもあります。逆にご希望があり、母子の状態に問題のないとき、出産翌日以降の早期退院も可能です。早期退院の場合、その後のお世話は助産師が訪問して行うこともできます。
ご入院中は、お産直後から、お母さんと赤ちゃんは、同じ部屋、同じお布団で過ごします。赤ちゃんが泣くたびおむつを替え、おっぱいを吸わせ、ご自宅で赤ちゃんのお世話ができるよう練習していただきます。院内には24時間助産師が勤務し、赤ちゃんが泣くたび訪室し、お手伝いをいたしますので、ご安心ください。
入院中のお食事は、おいしいおっぱいが出るように、和食を基本としてお出しします。豪華なものはありませんが、家庭の味付けでおいしいです。
退院後は、原則として5日目に来院、あるいは往診で、赤ちゃんとお母さんのチェックとお世話をします。その後は、おっぱいの様子によって、必要なケアをさせていただいています。 |
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お産の入院中、上の子どもを見てくれる人がいません。子連れ入院は可能ですか。
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大変申し訳ありませんが、上のお子さま連れのご入院は、お受けできません。もっと正確に表現しますと、根本的に無理があると考えているので、お断りしています。
お産直後のお母さんは、上のお子さんの相手をすることは無理です。そして、たとえおもちゃなどを与えておいたとしても、遊びたい盛りの上の子どもを、慣れない環境の入院室に閉じこめておくことなどはできません。けれども、当院のスタッフにはお子さまのお相手をさせていただくお約束はできかねます。したがって、お子さまの安全の確保もできかねます。また、ご家族のどなたかに一緒に入院していただく空間的余裕は、当院にはありません。したがって、子連れ入院は無理です。
上のお子さんがいらっしゃる場合、お産後しばらくは、お母さん以外にお子さんのお世話をする人が、どうしても必要になるでしょう。また、お子さんが暮らす環境としては自宅がもっとも適しています。
そこで、当院では、子連れ入院はお受けしていない代わり、早期退院をおすすめしています。退院後のお世話は、助産師が往診でいたします。
お母さんが自宅にいらっしゃれば、お子さんの気持ちも安定しやすいでしょうから、お子さんのお世話がかりをされるかたも、楽だと思います。そのかわり、お産直後のお母さんはゆっくり休めないという欠点もあります。このあたりは、状況をよく考えて決める必要があります。
なお、お世話がかりは、家族だけとは限りません。最近では、各種の産褥シッターサービス、家事代行サービスもあります。健診時にご相談いただければ、これまでの事例なども含めて、情報をさしあげます。 |
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1人目の子どもをミルクで育てました。今度はおっぱいで育てられるかどうか心配です。
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ご安心ください。お母さんにやる気と根気さえあれば、99%のかたはおっぱいで育てることができます。
なるべく自然な形でお産をすること、お産後、ずっと子どもと一緒にいて、子どもが泣くたびにおっぱいを吸わせること、さらに適切な専門家の援助があれば、おっぱい子育ては可能です。私たちは徹底的におつきあいしますので、どうかご心配なさいませんように。
「おっぱいの話」もご一読ください。 |
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上の子どもがまだおっぱいを飲んでいるのですが、次の子どもを妊娠したようです。断乳が必要ですか。
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かつては、上のお子さんがおっぱいを飲んでいると、流産しやすいと言われていましたが、今では、そんなことはないことがわかっています。したがって、急いで断乳される必要はありませんので、ご安心ください。
ただし、お産の時までには、おっぱいを卒業できるようにしましょう。これを卒乳といいます。春か秋の季候のよいときを選び、お子さんによくお願いをして、無理なく卒乳しましょう。妊娠するとおっぱいの味も少し変わるようで、おっぱいに強く執着していたはずの子どもがあっさり止めることもしばしば経験します。あまりご心配はいりません。
自然な卒乳後は、おっぱいが強く張ることもないので、絞ったりする必要もほとんどありません。無理に絞ったりするとお腹が張ることもありますので、そのままになさっておいてください。明日香医院では、次の授乳に備え、妊娠36週頃、助産師が底絞りといって古いおっぱいのお掃除と乳管開通のお手伝いをさせていただきます。外来でご相談ください。 |
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通院先で骨盤位と診断されました。「分娩台よ、さようなら」には、逆立ちで直ると書いてあります。詳しいやり方を教えてください。
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直接拝見していませんので、責任を持ちかねますが、一応書いてみます。
トイレで排尿をすませたあと、逆立ちをして腰を振ります。できれば10分間程度続けてください。そのあと、シムスの体位で休みます。
子どもの大きさや骨盤の形にもよりますが、ずっと骨盤位で経過している場合、妊娠30週を過ぎると直りにくいこともあります。32週を過ぎると大変直りにくいです。
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明日香医院では、骨盤位は直すと聞いています。通院先で骨盤位なので、このままだと帝王切開だと言われています。直してください。
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大変申し訳ありませんが、骨盤位外回転術(逆子直し)は、当院におかかりの妊婦さんに限り、させていただいております。逆子直しは時間と気力を要し、また信頼関係に基づいて行うものだからです。お許しください。 |
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別の施設に通院中です。妊娠経過について心配なことがあります。医療相談をお願いできますか。
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内容によってはお受けできることもあります。詳細は
こちら
をご覧ください。
しかしながら、ご心配やご不安については、まず、主治医によくご相談され、納得されることを、こころからおすすめいたします。 |
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