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> お産と過ごす日々
医療スタッフは助産師だけを貫くのは、助産業務の最低資格として助産師であることが必須と考えるからである。夜通しお産につきそう助産師の無私の姿勢は、きわめて高度な愛情の形である。彼らが産む人にかけた愛情が、新しく母となった人が子どもを愛するちからの源になる。本来の助産師は利他的で慈愛深く、かつ産科的危機管理能力を要求される高度な専門職である。当院の助産師たちを育てることもまた、私の仕事であると思っている。さらに、このまま助産師養成校の閉鎖が続くことは、この国のお産が滅びることにつながるとの危機感を持つ。
これからも、産む人たち、スタッフたちと支えあい、おだやかに前に歩いていきたい。
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