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はじめに
妊娠中の指導の実際
自由な体位の出産の実際
会陰裂傷発生の実際
まとめ
自由な体位の出産の実際
当院に分娩台は存在せず、産婦は分娩第1期、第2期を通じて自由な体位で過ごす。必要があれば薬物による分娩促進を行うこともある。最終的な分娩姿勢は、四つん這いや側臥位であることが多い。
当院の会陰保護に特別な技術はない。当院で行っていることをあえてあげるとすれば、脱肛や高度な裂傷を防ぐべく肛門保護に留意していること、会陰にオイルを塗り伸展を助けていること、過度な努責がかからないよう声がけしていること、産婦と児の状態に余裕があれば、体位の工夫で娩出スピードのコントロールを図っていることなどであろうか。
しかし、自然ないきみに存分に身を任せることや、産みやすい姿勢に自然に移行することは、仮にそのために裂傷ができたとしても、その人のお産であるからそれがよいと考えている。
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自然なお産とおっぱいをめざして
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