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論文
> 乳頭マッサージ 自然な陣痛促進法
はじめに
対象および方法
結果
考察
まとめ
3)「無効」群
「無効」は6例(16%)であり、すべてにその他の陣痛促進法を併用している。乳頭マッサージにより一時的に陣痛増強を認めたが、分娩進行は緩徐であった。また、2例は陣痛が消失し退院している。
症例番号37(表5)は、分娩進行せず退院した例である。
表5 無効例(症例番号37)
パートナーの海外出張中に陣痛発来の訴えで入院した。前回2回の分娩経過が順調であったことや、子宮口が4cm開大していたことから、当日中に分娩が進行すると予想した。
しかしながら分娩進行は緩徐で、乳頭マッサージを3回にわたり行った。子宮収縮はそのたびに一時的に増強するも持続せず、その後消失したため、退院とした。
分娩に至ったのは、退院後2週間であった。パートナー不在の心理的要因が分娩経過に影響していた可能性が推察できる。
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