明日香医院
大野明子の著作など 講演 > 『子どもを選ばないことを選ぶ』明日香医院大野明子さんを囲んで
診療所はどう運営し、どう生き抜くか
【報告】 星佳代(言語聴覚士,長男は1才6ヵ月)
命が生まれるということ
出生前診断ってなに?
妊娠中の超音波検査も出生前診断!
子どもを選ばないことを選ぶ
自然なお産を考える
質疑応答から
参加者の声から
出生前診断ってなに?

妊娠中にお腹の中の赤ちゃんの病気を見つけるのですが、大野さんによると結果として病気を治すのではなく産まないことを選択することにつながる検査です。主にダウン症かどうかがわかります。
羊水検査がもっとも有名で、13週以降に経腹的に羊水腔を穿刺し小量の羊水を採取する。その後、羊水中の胎児細胞を培養し、染色体分析、酸素活性の測定、DNA診断を行います。大体16週くらいに行われます。なぜかというと母体保護法で22週以降は中絶が出来ません。数年前までは24週だったのですが、医療技術が進歩し早産で23週に生まれた子が助かるようになってきたのです。羊水検査には4週間くらいかかります。16週で検査しても診断は20週です。中絶するとなると2週間で行うことになります。そのため妊娠して早い段階で検査が行われます。

私も6週くらいに病院に行って「おめでたですよ」と言ってもらったときは本当にうれしかったなあ。そして次回の診察は1ヵ月後。待ちに待って「私の赤ちゃん元気かしら」とわくわくして行きましたね。でも検査の立場から時間が流れるとすると、6週くらいで妊娠発覚大喜び、1O週で検査の話、16週で検査、20週で診断、中絶するなら22週まで。なんて時間に追われているのでしょう。喜びもつかの間…。
私がお産をしたときには35歳前だったからなのか、出生前診断の話はされませんでした。なのでとてもゆったり過ごしていました。
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