お産の家　明日香医院－大野明子の著作など

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■自然なお産を考える

私の出産は「誘発剤も打たれず、吸引もされずの自然分娩だった」とずっと思っていました。でも重力に逆らって仰臥位、導尿されて、産む寸前まで未知の恐怖だった会陰切開。しかも「ちょっと多めに切ったから」と産科医。なんの疑問もなく「全ての女性がそうやって産んでいます」と本に書いてあったので、そういうものだと信じて出産しました。
「会陰は痛いがみんなと同じ、これが産みの苦しみってもんよ」と思っていましたが、本当に痛かったしいやな痛みだったなと思い出しました。出生前診断やどんなお産がいいかと考えるのも、個人の価値観でそれぞれだと思うのですが、自分なりの考えを考えるいい機会でしたし、次の子を産むことになったら、自分なりのお産をするぞと思いました。
そしてたくさんの女性に正しい情報が流れ、どんなお産をするのかと考える機会があればいいなとも思いました。

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