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産婦人科医の視点から
■いつやめたらよいのでしょうか?
■卒乳の方法はどうしたらよいですか?
■卒乳には、やはりけじめは必要
【コラム1】 卒乳する時期の目安
【コラム2】 妊娠中の授乳をやめたほうがよい場合
【コラム3】 復職するには、断乳が必要?
【コラム3】
復職するには、断乳が必要?
復職する場合でも、上手に母乳のケアをしていけば、おっぱいは続けられます。復職する時期の子どもの月齢などによって対処法が違います。
<子どもが生後8ヶ月以内>に復職
復職後も母乳で育てたいと考えているお母さんの場合、この時期の復職はあまりお勧めできません。
復職を決めたら、1ヶ月前から搾乳を始めて、母乳の冷凍ストックをつくります。冷凍母乳を許可していない保育園もあるので、あらかじめ調べておいてください。
復職してからは、職場でも搾乳することが必要ですが、職場で思うように搾乳できなかったり、生活の変化による疲れから乳腺炎を起こしてしまうことがあります。私たちは、「保育園性乳腺炎」と呼んでいます。復職前や復職後に乳房ケアを受けるようお勧めしています。
<子どもが生後8ヶ月以降>に復職
離乳食が進んでいるので、8ヶ月以降であれば、スムーズにいくことが多いです。夜だけしっかり飲ませていて、昼間は張らない「便利なおっぱい」になってくれます。
乳房のケアを受けておくと、安心です
お母さんが自分流の判断でいきなり断乳しようとすると、乳腺炎になってしまうこともあります。卒乳は、ママのおっぱいの状態も考えながら、計画的に考えていきましょう。
自然に卒乳した場合でも、助産師のケアを受け、残乳はきちんと搾っておくと安心です。ケアを受けておくと、次の子どもの授乳のスタートがとてもスムーズになるメリットもあります。ケアを受けていないと、上の子のときの残乳や、からだが吸収できないわずかな乳かすが乳管に詰まっていることがあるからです。
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