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> 自由な体位での分娩進行
はじめに
スムーズな分娩進行とは
「自由な分娩体位」と分娩進行
当院における分娩の実際
当院のデータにおける検討
おわりに
2. 陣痛促進
初産においては、誘発と促進を行ったもの14例、促進のみ行ったもの39例、計53例で、初産例の20.5%である。低い率だとは考えないが、帝王切開率とあわせ自然経過で娩出にいたらなかったものの割合と考えれば、高率とも言えないかもしれない。いずれにしても、分娩体位の工夫のみでは、娩出にいたらなかった例である。なお経産の誘発促進例はない。
3. 分娩第1期および第2期所要時間
初産・経産別、さらに初産については陣痛促進のあるものとないものに分けて、分娩所要時間を算出した(表2)。陣痛促進のない初産および経産ともに、分娩第1期所要時間は、教科書的平均時間より短い。しかし、分娩第2期は、教科書的な正常範囲の数字であった。「自由な分娩体位」の影響度については、次節で論じる。
表2 分娩所要時間
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