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> 子育て親育ちの大きな環(連載第7回)【番外編】子どもを〜
松本美奈さんより
はじめに
《出生前診断とダウン症のこと》
《出生前診断をしない理由》
《ダウン症のあかちゃんとの出会い》
《赤ちゃんからの贈りもの》
《魂のレベルでは同じ》
質疑応答
花子ちゃんのお話をします。花子ちゃんもダウン症です。花子はお父さんの先妻の子どもで、生後1日目に新生児集中治療室に搬送されました。花子ちゃんの生母はダウン症であることが受け入れられず、お父さんが花子を引き取る形で離婚されました。花子が2歳半のとき、お父さんは、今のお母さんである陽子さんと結婚されました。
陽子さんは、2番目のお子さんの妊娠で私たちの所へいらっしゃいました。すでに出生前診断のお話はしないことに決めていましたが、考えたあげく、陽子さんには「検査をお受けになりますか」と聞きました。すると即座に「受けません」と返事が返りました。自分が産んだ子でなくても育てられるのだから、自分で産んだ子がダウン症だとしても、もちろん育てられますとのことでした。私はなんと愚かなことを聞いたのだろうと思いました。
ご夫妻には、今では花子ちゃんを筆頭に4姉妹があり、お家は若草物語状態になっています。花子が保育園で悪ガキにやられていると、陽子さんと一緒にお迎えにいった小さな妹が、「花子をいじめるな」って加勢に行くそうです。そういうときに、本当に嬉しいとおっしゃっていました。
時間になってしまったので、とりあえずやめます。
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