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> 子育て親育ちの大きな環(連載第7回)【番外編】子どもを〜
松本美奈さんより
はじめに
《出生前診断とダウン症のこと》
《出生前診断をしない理由》
《ダウン症のあかちゃんとの出会い》
《赤ちゃんからの贈りもの》
《魂のレベルでは同じ》
質疑応答
質疑応答
松本(司会):
いよいよこれからというところだったのですが。
さて、実は今日の席に、春乃ちゃんのお母さんがいらしています。
ダウン症のお子さん、それからそうでないお子さん、そして3人目はどちらでもいいとおっしゃっていたそうですね。どうしてそう思われたのでしょう。
春乃ちゃんのお母さん:
私が春乃を出産したのは、36歳の時でした。もちろん出生前診断についてはよく考えて覚悟した上で産んだんですけれども、それでも出産直後はすべてがグレーな感じで、本当にしんどい。春乃自体は健康でしたし、私は自分の中で、自分に問題がある、この子を恥ずかしいと隠したり、親に対して申し訳ないというのは、それは自分の問題であるということは次第にわかってきたんですね。
今でも春乃はゆっくりと自分のペースで育っています。弟の優太も今1歳7か月で、おしゃべりをしてナマイキに育っていますが、2人ともそれぞれのペースというのがある。ゆっくりだからいけないとか、やんちゃで成長が早い子だけがかわいいというのではなくて、彼らが100%で、元気でいてくれるということが私の子育ての楽しみになっています。
松本:
ありがとうございました。
では大野先生に質問です。花子ちゃんを産んだお母さんご自身は、花子ちゃんを受け入れられなかった。でも育てのお母さんは受け入れられた。そうすると、障害の種類でも程度でもない、自分で産んだか産んでないかでもない、何が障害を受け入れられなくするのか。親がその子の障害を受け入れられないのは、何が原因だと、先生はお考えでしょうか。
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