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当院には「お産の感想ノート」があります。お産を終えたかたたち、ときにはそのパートナーが、入院中、あるいは退院後、さまざまな分量、スタイル、文体で、気持ちをつづってくださっています。私たちにとって、それは、記憶や記念にとどまらず、感動、共感、励まし、気づき、反省などさまざまな感情や思考のもとになります。
「お産のとき、ずっとそばにいてくれて励ましてくれた」「目を開けるといつもそこに笑顔があった」「腰に当ててもらった手が温かくて気持ちがよかった」「やさしい言葉が嬉しかった」「大切にされて嬉しかった」「夜中に赤ちゃんが泣くたび、部屋に来て、おっぱいにつきあってくれた」などの記述からは、助産師スタッフたちの献身的な姿勢とともに、まず「一緒にいる」ことの重要さがわかります。
「子どもがこんなにかわいいと思わなかった」「子どもがかわいくて仕方がない」「赤ちゃんと一緒の暮らしは楽しくて仕方がない」などの記述には、「そうでしょうとも、しめしめ」と思います。
そして「痛かったけど、また産みたい」「次もまた来ます」「3人目ができたらまた来ます」「あと2人ここで産みます」と言われることは、なにより産科医冥利、助産師冥利につきます。
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