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> 子育て親育ちの大きな環(連載第7回)【番外編】子どもを〜
松本美奈さんより
はじめに
《出生前診断とダウン症のこと》
《出生前診断をしない理由》
《ダウン症のあかちゃんとの出会い》
《赤ちゃんからの贈りもの》
《魂のレベルでは同じ》
質疑応答
私は、妊娠の初診のとき、おめでとうって一生懸命言います。赤ちゃんが来たということは祝福されることであるということをまず伝えたいからです。母子関係というのは、そういうことから始まるのではないかと思います。
松本:
祝福されるというのは、障害を持っているか持っていないかにもよらない。いのちがあるだけで祝福されるというふうにお考えになっていると受け止めていいですね。
先ほど、先生は春乃ちゃんには何の問題もなかったとおっしゃられた。けれど、この世の中には障害を選別するシステムができているわけですね。どんどん出生前診断が進んできて、いろんな障害を見分けられるようになってきた。じゃ、障害って何なのでしょう。
大野:
臨床遺伝医の長谷川知子先生がおっしゃるには、だれもが障害を持っているし、だれもが障害を持つ可能性があります。本当にそうですよね。私だって、明日交通事故にあって歩けなくなるかもしれません。
染色体異常の赤ちゃんが生まれた時に、ご両親のどちらかが保因者ということがあります。ご両親には症状が出ていないけれども、子どもには症状が出るということがあるのです。障害がいけないということになると、親もいけないということになりますね。染色体異常はたくさんありますから、きっとだれもが持っているでしょう。だれもが無縁ではない。
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